巨人の星の星一徹等、スポーツ根性モノのマンガで育った方達が
今の時代の指導者であった場合、世代間ギャップは埋まらない。
のかなぁ~なんてチラッと思ったりしてます。
過保護な環境で、モンスターペアレントなるものがまかりとおるこのご時勢に
勝つための手段として喝を入れる、気合を入れる、根性、根性、ど根性は
縦社会の運動系でも受け入れられなくなって来たのだろう。
ちょっと前、TVで、全て選手に任せ、選手の個性を活かす監督と
星一徹ばりの怒鳴りまくり叱咤激励、気合気合の監督の2チームの特集があった。
いずれも全国屈指の強豪高。
勝ったのは選手に考えさせ選手に任せる笑顔の監督のいる方だった。
今の世代の子供たちは、小さい頃から贅沢な環境(スポーツ科学)の中で育成されて
来ているので、個の持つ能力は高くなっている。
昔は、秀でた才能の個人がひとりふたり居て、それを活かす回りは能力の劣る部分を
気合と根性で補って全体レベルを上げていたのかもしれない。
今の時代には今の世代に合った育成方法を臨機応変に変えていく事が出来る
指導者でなければ、問題として表面化してくるのでしょう。
子供の虐待も同様だが、自分がされて来た事を、知らず知らずか、それが
正しいやり方だと勘違いしているのか、同じ様に強いている様である。
体罰っていう言葉自体が本来の意味はどうなのかはわからないが
悪いことをした事に対して罰は必要だし再発させないための手段が必要だろう。
しかし、暴力と体罰とはなんか違うような気がする。
今、体罰という事に対してまたマスコミが食いつき、いつもの様に言いっぱなしで
問題提起だけしてあとは放り出して次の話題へ変わって行くのだろう。
平和なこの国だから、いいとしても
命を守る為に言葉ではなく力で身体に教え込ませる事もある世界だって
あることも知っている。
人間には言葉がある。だから言葉で理解し合えるはずなんだが、そうはいかない事も
多々ある。だけど暴力はいけない。
愛の鞭もすべて暴力となるのが今の世の中だから、常識は常に変わる意識、知識。
良識をもって見守って行きたいと思う今日この頃。
・・・長々と独り言です。ごめん下さい。
写真は本文とは関係なく。
音をたてて冬の海
打ち寄せる跳ね上げる波
あ~日本海、これが越前、冬の荒海